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「囲み数」の作品識別符号の付け方

正規表示用の作品識別符号を付けます。
( 5-2-4-8-6 ) と作品識別用に名前を付けていきます。
最初の数 5 は中心数です。
次の数の 2 は四隅の中で1番目に小さな数です。
次の数の 4 は四隅の中で2番目に小さな数です。
これで上向きの方向が決まります。
次の数の 8 は四隅の中で時計回りに、左上、右上、に続く3番目(右下)の数です。
次の数の 6 は四隅の中で時計回りに、左上、右上、右下に続く4番目(左下)の数です。
これで( 5-2-4-8-6 ) と作品識別用の名前を付ける事ができました。
正規表示と回転表示
上の図は、「囲み数」の正規表示とその「囲み数」の回転表示です。
下の図は、「囲み数」の反転表示とその「囲み数」の反転の回転表示です。
反転表示と回転表示
上記の二つの図の8個は全て同じ「囲み数」によるものです。3升の「方陣」は一つしかないことは証明されています。
ですから、正規表示を回転させたり反転させても新しい「方陣」にはなりません。
作品を重複して数えないように正規表示の作品識別符号を付けて整理します。
しかし実際に使って楽しむときは、正規表示にこだわる事はありません。
回転表示でも反転-回転表示でも表現したい「面」を使用して表示します。
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作品識別符号の付け方の弱点

上記の説明で( 5-2-4-8-6 ) と作品識別用に名前を付けると言いましたが、
下記の図No.1~図No.6のような場合には通用しません。
「 原 本 」の名前が付いている「囲み数」は、全部同じものです。
左側に原本、その右側に「改変」をした「囲み数」を掲載しています。
改変は灰色のセル範囲を入れ替えています。(着色範囲の合計は全てが339です。)
図No.1の場合は、行で言えば2・14行目で、列で言えば7・8・9列目の入れ替え改変です。
中心数も四隅数も「 原本の囲み数 」と何ら変わりません。
変わったのは比較特性の、h5(対称完全型)からh2(対称型)になりました。
弱点は、図No.1~図No.6の「改変した囲み数」は比較特性も作品識別用の名前も全てが同じです。
これでは作品識別の方法が有りません、図No.1は灰色のセル範囲で表示化しているので区別が付くだけです。
もし、「 原本の囲み数 」と「改変した囲み数」の両方が共に無着色だと区別が付きません。
残る方法は全数検査だけです、一部でも違えば作品ごとに枝符号で区別する事に成ります。
しかし、この方法だと世間一般の他者には通用しません、自分だけの識別方法です。
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01 作品識別符号の付け方 同じものがたくさん作れる
灰色のセル範囲を入れ替えています。(範囲合計は上下共に339)
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02 作品識別符号の付け方 同じものがたくさん作れる
灰色のセル範囲を入れ替えています。(範囲合計は上下共に339)
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03 作品識別符号の付け方 同じものがたくさん作れる
灰色のセル範囲を入れ替えています。(範囲合計は上下共に339)
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04 作品識別符号の付け方 同じものがたくさん作れる
灰色のセル範囲を入れ替えています。(範囲合計は上下共に339)
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05 作品識別符号の付け方 同じものがたくさん作れる
灰色のセル範囲を入れ替えています。(範囲合計は上下共に339)
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06 作品識別符号の付け方 同じものがたくさん作れる
灰色のセル範囲を入れ替えています。(範囲合計は上下共に339)
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出来るだけ世間一般に通用する方法を使う

1.升数で区別をする ( 007・009・011・・・)
7升
9升
11升
・・・
2.比較特性で区別をする ( h1・h2・h3・h5 )
h1:一般型:特性の無い一般の普通なもの
h2:対称型:中心数を挟んで全ての対称位置の2数の合計が全て同じもの
h3:完全型:「囲み数」を上下左右に、4面以上を接面に広げて、どの位置から「囲み数」を取っても、「囲み数」の条件を保持しているもの
h5:対称完全型:h2とh3の特性を合わせ持つもので、h5は( h2 + h3 = h5 )です。
3.「囲み数」の固有の定位置の数を使う ( A_B_C_D_E )
A).中心数
B).四隅の中で1番小さな数
C).四隅の中で2番目に小さな数
D).上方向が決まった状態で、四隅を時計回りで、左上、右上、に続く3番目の数(右下)
E).四隅の中で時計回りに、左上、右上、右下に続く4番目の数(左下)

符号の付け方の見本

囲み数の作品識別符号の付け方 見本
この符号の付け方にすると完全ではありませんが、世界共通になる素質があります。
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黒い字の部分は共通化できる部分で赤い字の部分は共通化できない部分です。
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シェフェルの骨格の分類の仕方

シェフェルの骨格の「囲み数」の場合は、別の問題が生じます。
シェフェルの骨格は、同じ升数なら全てが同じ識別符号になります。
その解決方法として提案するのは、最初に正規表示にしてそれを左上から全数書き出しです。 各数字を桁合わせ表記にして、全数をカンマ区切りで連結していきます。長大な文字列になりますが、表計算アプリケーションは79升までは1セル分で処理が出来ます。 データベースアプリケーションならもっと多くの処理が出来ます。
作品の識別符号の付け方-1- 例(23升)
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作品の識別符号の付け方-2- 例(23升)
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誰か、「囲み数」の「データベース」を構築してください。

何々大学の研究室が、世界最大の「囲み数データベース」を構築し運営している、とか言うのはどうでしょうか?
数多くの「囲み数」の登録の準備はできています。
既存登録作品と新規申請作品を区別するには、全数検査が必須です。「囲み数」の最小の違いは、2セル範囲と2セル範囲で合計4セルの違いです。これはもう人間の手には負えません、「データベース」による管理が必要です。
世界中から作品を募って登録していく形を取ります。登録年月日、升数、「囲み数」のデータ、登録者の国籍、氏名、住所、連絡方法、その他必要事項。
閲覧は誰でも簡単に申請無しで、手間ひまを掛けなくても見れるようにします。排他的でなく開かれた情報コンテンツで見放題です。
誰か、「囲み数」の「データベース」を構築してください。
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